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整理収納アドバイザーのakikoです。
今回はエリア別の片づけの方法として「クローゼット編」についてお伝えしていきたいと思います。
クローゼットは、その衣類の多さに悩まされている方がたくさんいらっしゃると思いますが、「着ているか」「着ていないか」という判断がつきやすいため、整理がしやすい場所ともいえます。また、その他に、季節外の家電や思い出の作品といったモノも収納されていたりと、雑然としてしまいがちな面もあります。
衣類は、クローゼット以外の場所、リビングなどにも点在している可能性が高いので、それらの整理も忘れないように注意しましょう。
また、あらたなセカンドステージに向けて、どんなクローゼットでありたいか、自分の理想をしっかりイメージして、それに向けて作り上げていきましょう!
片づけのおすすめの順番
まずはじめに、片づけにはスムーズに進んでいくために、おすすめの順番があります。それは、使用頻度の高いモノがある場所から順に片づけていくということです。なぜなら、整理の効果を実感しやすいからです。
ここで、絶対に最初に取りかからないでいただきたいのは、「思い出のモノ」です。写真や作品といったものは、特別な思い入れがあるために、なかなか捗らないからです。
ということで、おすすめの順番はこちら。
Step1.クローゼット(衣類)
Step2.玄関(靴、小物)
Step3.リビングダイニング(書類、本、薬、衣類、その他小物)
Step4.キッチン(小物)
Step5.洗面所(化粧品、ヘアケア用品、洗剤、その他小物)
Step6.思い出のモノ(写真、作品)
それでは、クローゼットの片づけに入っていきたいと思います。
今まで、自分のクローゼットをなかなか整理できなかったという方のご参考になれば幸いです。
理想のクローゼットを思い描く
まずはじめに、「これからはどんなクローゼットにしたいのか」理想のクローゼットを考えるところからはじめま。
私にとっての理想のクローゼットはこんな感じです。
✔︎管理がラクであること
✔︎外出時に迷わない洋服えらびができる
✔︎洋服は自分のお気に入りのものに厳選する
✔︎着やすくストレスのない洋服
理想のクローゼットを思い描いて、まずゴールをイメージするということが大切になります。そして、一つひとつのモノと向き合いながら、整理をしていきます。
自分自身を観察する
次は、自分自身を観察してみましょう。
洋服が片づけられなくて困っている方はとても多いと思います。
たくさんある洋服の中で、
自分がよく着ている洋服はどれなのか
どの洋服を気に入っているのか
どの洋服が着ていてラクなのか
などを観察して記録してみましょう。
私の場合でしたら、面倒くさいのが嫌いですので、簡単に悩まずに着替えられるワンピースを好んで着ています。
スタイルと適正量を見極める
自分自身を観察することによって、自分が好んで着ている洋服のパターンが見えてきます。
次は、
トップスの種類とそれらを何枚くらい持っていればいいのか
ボトムスの種類とそれらを何枚くらい持っていればいいのか
など具体的なアイテムとその適正量を検討していきます。
私の場合は、悩まずに着れて一枚でコーディネイトが完成するワンピースを中心に、シーンを考えながら、枚数を決めています。
クローゼットの整理の方法
自分自身の分析ができたら、実際に作業に入っていきます。
整理をする
まず、今持っている衣類を整理していきます。
衣類の整理の基本は、
①全部出す
②今、着ているか着ていないか区別する
③季節別、アイテム別に収納する
というこの3つがあげられます。
ここで意識していただきたいのは、自分の理想としているクローゼットの内容に添った選択になっているか、という点です。たとえヘビロテしていたとしても、もしかしたら「この洋服あまり好きではない」「この洋服のここがストレスだ」という思いが心の中にあるかもしれません。
整理の基本を大切に、その上で、これからの人生を自分らしく生きていくためのアイテムを選んでいく、ということがポイントになります。
私の場合でしたら、
✔︎自分のお気に入りの洋服であること
✔︎外出時に迷わない
✔︎着やすくストレスのない洋服
になっているか、という点からも洋服を選んでいきます。
クローゼットの洋服を一気に整理することが難しい場合は、少しずつアイテム別に行っても大丈夫です。
収納する
必要な洋服を選んだら、次は収納です。
収納に関する私の理想は、
✔︎管理がラクであること
✔︎衣替えはしない
というこの2点が叶うように収納を考えていきます。
理想のクローゼット
こうして出来上がった「私の理想のクローゼット」はこんな感じです。
衣類の収納はハンガーがけに
衣類は洗濯が終わり、干す段階で、クローゼットに収納するハンガーにかけています。そして、一時的に仮置きできるスペースのハンガーパイプにかけておき、あとで、時間に余裕のある時に、それぞれのクローゼットに運びます。たたんで引き出しに入れているものは、Tシャツやトレーニングウエア、ストッキング類などほんの少しだけです。
ゆるっと収納
毎日着て洗濯するような下着などは、引き出しにしまっていますが、ピンチから外したら、そのままゆるっとたたんで入れています。
衣替えはしない
衣替えはしません。季節外の衣類をしまい込むほど、そもそも枚数を持っていないということもありますが、年間を通して、自分が持っている洋服を見渡せるようにしておくほうが、全体量を把握できて管理もラクになります。
衣類は自宅で洗濯可能なモノを選ぶ
衣類は、なるべくクリーニングに出さなくても、自宅で洗えるものを選ぶようにしています。その方が、クリーニングにかかるコストや管理のための労力を省くことができるからです。最近は、自宅で洗えるアウターも多くなってきました。たくさん持っていると、自宅で洗うのは大変だと思いますが、枚数を厳選すれば、そこまで大変ではなくなります。季節ごとにクリーニング店へ出しに行く、宅急便で送る、自宅で受け渡しをするなどの手間も省けます。
洋服のスタイルを決める
私は、ワンピースのスタイルが自分でもお気に入りで、外出時に迷わずかつ着やすくストレスのない洋服だと思っているので、どのシーンでもワンピースを着ることが多いです。そして、枚数も自分が適切だと思う数を持つようにします。自分の洋服のスタイルと適正な枚数を自分で決めておくと、朝何を着ようかと迷うこともないですし、新しく洋服を購入する際も、どのカテゴリーを買えばよいのか決まっているので、あれこれ悩まなくても済みます。
このようにして、できるだけ無駄な時間や労力を省くことで、自分がしたいことや自分のために1日を使うことができるようになります。
ちなみにこちらが現時点でのクローゼットの衣類です。
✔︎外出用
ワンピース3✖️季節
ブラウス3
スカート3
✔︎普段用
ワンピース2✖️季節
トップス2✖️季節
スカート3
✔︎アウター
カーディガン3
冬用アウター3
春秋用アウター3
✔︎トレーニングウエア2セット
✔︎ナイトウエア2
✔︎仕事用ジャケット&ワンピース2
✔︎冠婚葬祭2(オールシーズン、盛夏)
最後にひとつ大切なことは、こうして出来上がったクローゼット、収納、洋服の持ち方は永遠ではないということです。ライフスタイルが変化するときや、使いにくさなどを感じた時は、ぜひその都度見直しをすることをおすすめします。
いかがでしたか?
これまでのクローゼットのあり方を見直すことで、モノの持ち方も気持ちも変化していきます。そして、それがこれからのセカンドステージを好転させるきっかけになりますので、ぜひ取り組んでみていただけたらと思います。
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