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整理収納アドバイザー・終活ガイド資格1級のakikoです。
@tidyhome_akiko
50代、片付けて気づいたのは「自分の基準」だった
片付けを始めた頃の私は、
「どうしたら片付くのか」
「どう収納したら使いやすいのか」
そんなことを考えていたように思います。
でも、モノと向き合い、
「これは必要?」
「これは手放す?」
と、一つひとつ選ぶことを繰り返しているうちに、少しずつ気づいたことがありました。
片付けには、誰にでも当てはまる正解があるわけではないということ。
何を持ちたいのか。
どんな服を着たいのか。
どんな暮らしが心地いいのか。
そんな小さな選択を重ねるうちに、少しずつ「自分なりの基準」が見えてきました。
数年前、私はこのブログに
「自分らしく生きるための片付け5つのマイルール」を書きました。
今あらためて振り返ってみると、5つのルールそのものは、それほど変わっていません。
でも50代になり、子どもたちが成長し、家族との暮らし方や自分の仕事、これからの人生について考えることが増えた今、その一つひとつに込めている意味は、少しずつ広がっていました。
そこで今回は、今の私が大切にしている5つの基準として、あらためて振り返ってみたいと思います。
私らしく暮らす「5つの基準」
Rule1 ラクであること
「ラクであること」は、今も私が暮らしの中で大切にしていることの一つです。
片付けというと、きちんと収納しなくてはいけないと思う方もいらっしゃるかもしれません。
でも、片付けは誰かに見せるためではなく、自分や家族が心地よく暮らすためのもの。
だから私は、無理なく続けられることを大切にしています。
たとえば洗濯物。
洗濯が終わったらハンガーに干し、乾いたらそのハンガーのまま、それぞれのクローゼットへ。
毎日着る下着なども、引き出しにきっちり収納せず、ゆるっと収納しています。
毎日のことだからこそ、できるだけ手間を増やさない。
以前は、そんなふうに”家事の負担を減らすための「ラク」”を大切にしていました。
その考えは、今も変わりません。
でも最近は、もう一つ。
自分自身に無理をさせないことも、「ラクであること」の一つだと思うようになりました。
たとえば、食事づくり。
子どもたちが成長し、週末も家族全員がそろわないことが増えました。
以前なら、家族に合わせて「何を作ろう?」と考えることが多かったけれど、一人なら自分の好きなものを食べる。
今日は作る。
今日は作らない。
作らない日は、
「私も休もう」
と思えるようになりました。
家事をラクにすることから、
自分にも無理をさせないことへ。
「ラクであること」の意味も、暮らしの変化とともに少しずつ広がってきたように思います。
あなたの暮らしの中にも、「もう少しラクにしてもいいこと」はありませんか?
Rule2 自分に合ったスタイルを決める


以前は、主に洋服について「自分に合ったスタイル」を考えていました。
たとえば私の場合、ラクに着られるワンピースが好きです。
当時は、朝のゴミ出しやちょっと近所のコンビニくらいならそのまま出かけられるワンピースを2枚持ち、交互に着ていました。
自分の好きな色や形、着ていて心地よい服がわかっていると、「今日は何を着よう」と迷う時間も少なくなり、買い物をするときにも選びやすくなります。
この考え方は、今も変わっていません。
でも今は、「自分に合ったスタイル」という言葉を、洋服だけではなく暮らし方や働き方にも感じるようになりました。
たとえば、仕事。
整理収納アドバイザーというと、お客様のお宅へ伺って片付けをする仕事を思い浮かべる方も多いかもしれません。
でも私は、自宅にいながらオンラインで仕事をするスタイルが、自分には合っていると感じています。
自宅で仕事をしながら、誰かのお役に立つ。
そして、ときどき好きな場所へ出かけたり、素敵な場所で食事を楽しんだりする。
私は、ものすごく華やかな暮らしがしたいわけではありません。
日々の中に、ささやかな充実がある。
そんな暮らしが、今の私には心地よいのだと思います。
誰かにとって素敵な暮らしではなく、
「私には、こんな暮らしが合っている」
そう思えることも、自分のスタイルを知るということなのかもしれません。
Rule3 兼ねる・厳選する
「兼ねる・厳選する」という考え方も、今も大切にしていることの一つです。
一つでいくつかの役割を兼ねられるものを選ぶと、モノを必要以上に増やさずに済み、管理する手間や収納スペースも少なくなります。
わが家では、20年以上、大きさの違う3つのお鍋を使って料理をしています。
あとはフライパンがあれば、普段の料理で困ることはほとんどありません。
いろいろなお鍋を見ると「使ってみたいな」と思うこともありますが、今持っているもので十分対応できるので、むやみに増やさないようにしています。
これは今も同じです。
キッチン用品だけでなく、化粧品ならアイシャドーとチークを兼ねられるものを選んだり、洋服なら春と秋の両方に着られる色や素材のアウターを選んだり。
以前は「モノを増やさないため」という意識が強かったように思います。
でも今は、
「私には、このくらいがちょうどいい」
という、自分に必要な量が少しずつわかるようになってきました。
たくさん持つよりも、自分が気に入って、ちゃんと使えるものがある。
今の私には、それがちょうどいいのだと思います。
Rule4 「いつか」ではなく、今を大切にする


私は以前から、
「もったいないと思わず、自分のために今使う」
ことを大切にしてきました。
わが家には、「来客用」としてしまってある食器はありません。
お気に入りのお皿も、特別な日のために取っておくのではなく、普段の食事で使っています。
お気に入りの食器で毎日の食事を楽しむ。
そんな小さなことも、私にとっては暮らしの楽しみの一つです。
モノは、使われることで生かされる。
その考えは、今も変わっていません。
でも今は、「今を大切にする」ということを、モノだけではなく、もう少し広く考えるようになりました。
生きているから、いろいろな経験ができる。
新しいものに出会うことができる。
誰かと出会い、一緒に時間を過ごすこともできる。
そんな一つひとつが、当たり前のようでいて、幸せなことなのだと思うようになりました。
だから今は、モノだけではなく、
出会いも、経験も、時間も、大切にしたい。
「いつか使おう」
「いつか行こう」
「いつかやってみよう」
そう思っているうちに、時間は過ぎていきます。
もちろん、何でも今すぐ叶えなければいけないわけではありません。
でも、自分の中にある小さな「やってみたい」や「こうしたい」を、いつも後回しにしなくてもいい。
今だから使えるものを使う。
今だからできることを楽しむ。
モノを「今使う」ことから、
自分の時間を「今、大切にする」ことへ。
私にとっての「今を大切にする」という意味も、少しずつ広がってきたように思います。
Rule5 人の基準ではなく、自分の基準で選ぶ
以前の私は、このルールを
「見栄を捨てる」
と考えていました。
人からよく見られたい。
少しでも自分をよく見せたい。
そんな気持ちから、周りの人と比べたり、ブランドや価格を基準にモノを選んだりすることもありました。
でも、片付けをして自分の持ち物と向き合う中で、少しずつ、
「人からどう見られるか」ではなく、
「自分が心地よいと思えるか」
を大切にするようになりました。
その考えは、今も変わっていません。
もちろん、今でも知らず知らずのうちに見栄を張っていることはあるかもしれません(笑)。
でも以前ほど、
「見栄を捨てなくちゃ」
と意識することはなくなりました。
それは少しずつ、
「私は、どうしたい?」
と、自分に問いかけることが増えたからかもしれません。
「普通はこうするもの」
「みんながこうしているから」
「こうあるべきだから」
「人からどう思われるだろう」
以前は、そんな周りの基準や人の目に惑わされることもありました。
特に人間関係では、人からどう思われるかを気にして、苦しくなることもありました。
でも今は、周りの人の考えも大切にしながら、
「私はどう思う?」
「私はどうしたい?」
と、自分にも問いかけるようになりました。
人の基準ではなく、自分の基準で選ぶ。
それが少しずつできるようになったことで、以前よりも生きることがラクになったように感じています。
以前は、「見栄を捨てる」ことを意識していた私。
今はそれよりも、
「私は、どうしたい?」
と考えることの方が、自然になってきました。
人の基準ではなく、自分の基準で選ぶ。
それは、自分の気持ちを大切にすることでもあるのだと思います。
あなたなら今、どんなことに「私はどうしたい?」と問いかけてみたいですか?
片付けのマイルールは、「私の価値観」からできていた
こうして5つのマイルールをあらためて振り返ってみると、ひとつ気づいたことがあります。
私は最初から、「自分のマイルールを作ろう」と思っていたわけではありません。
毎日の暮らしの中で、
「これは必要?」
「私はこれが好き?」
「どのくらいあれば心地いい?」
そんなふうに、目の前のモノや暮らしについて、一つひとつ選んできました。
その積み重ねの中で、少しずつできていったのが、この5つのマイルールだったのだと思います。
あらためて並べてみると、その奥には、私が大切にしたいことがありました。
無理をしすぎず、心地よく暮らしたい。
自分に合った暮らし方を選びたい。
自分にとっての「ちょうどいい」を大切にしたい。
今という時間を大切にしたい。
人の基準ではなく、自分の気持ちを大切にしたい。
それはつまり、私自身の価値観だったのだと思います。
片付けというと、「何を捨てるか」「どう収納するか」に目が向きがちです。
でも、モノを一つひとつ選んでいくことは、
「私は、何を大切にしたい?」
と、自分に問いかけることでもあるのかもしれません。
だから片付けをしていると、ときどきモノの向こう側に、思いがけず”「自分」が見えてくる”ことがあります。
「着ないけれど、持っていたい」も私の基準


最近、クローゼットを見直したときのことです。
ほとんど着ることがないのに、どうしても手放したくない3枚の服がありました。
片付けの基準だけで考えれば、
「着ていないのなら、手放す」
という選択もあるのかもしれません。
でも私は、その3枚を前にして、
「着る?」ではなく、
「私は、これを持っていたい?」
と考えてみました。
すると答えは、
「持っていたい」
でした。
その服には、着るという役割だけではなく、私にとって大切な思い出や、忘れたくない気持ちがあったからです。
だから今は、無理に手放さなくてもいいと思っています。
今の私が、何を大切にしたいのか。
それを基準に選ぶことも、私らしい片付けなのだと思います。


50代からの片付けは、「これからどう暮らしたい?」を考える時間
片付けを始めた頃は、ただ家の中をすっきりさせたいと思っていました。
でも、モノと向き合い、一つひとつ選ぶことを繰り返しているうちに、自分が何を心地よいと感じ、何を大切にしたいのかが、少しずつ見えるようになりました。
何を持つのか。
何を手放すのか。
そんなモノの選択から始まった問いは、いつの間にか、
「これから私は、どう暮らしたい?」
という問いへと広がっていきました。
50代は、子どもの成長や仕事など、これまでの暮らし方が少しずつ変わっていく時期でもあります。
これまで家族や周りのことを優先してきたからこそ、これからは、
「私は、何を大切にして暮らしたい?」
と、自分に問いかけてみてもいいのかもしれません。
私は今、モノだけではなく、これまでの時間や思い出、これからに必要な情報なども見つめながら、人生後半の暮らしを整えていくことを「人生整理」と考えています。
人生整理といっても、何かを大きく変えることから始めなくてもいい。
クローゼットの一枚の服でも、
いつも使っている食器でも、
今日の時間の使い方でも。
暮らしの中にある小さなことから、
「私は、どうしたい?」
と考えてみる。
その小さな問いの積み重ねが、これからの自分らしい暮らしにつながっていくのだと思います。
あなたには今、
どんな「暮らしのマイルール」がありますか?
今の私に合った暮らしを考えてみたい方へ
クローゼットの整理を入り口に、
「今の私は、何が好き?」
「これから、どんな暮らしがしたい?」
そんな問いを通して、自分自身と向き合う1Dayレッスン 「Be Me !」 をご用意しています。
モノを整えながら、これからの私らしい暮らしを一緒に考えてみませんか?
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