akikoご訪問いただきありがとうございます。
整理収納アドバイザー・終活ガイド資格1級のakikoです。
@tidyhome_akiko
わが家では、いわゆる「普通のカレー」を、もうずいぶん長い間作っていません。
じゃがいも、にんじん、玉ねぎ、お肉が入った、あの家庭のカレーです。
私はあのカレーが好きなのですが、家族に苦手な人がいたので、わが家で作るのはいつもキーマカレーかビーフカレーでした。
フラワーアレンジメントをしていた頃には、ハート型にお花を散りばめたリースを作ったこともあります。
自分では気に入って飾っていたのですが、家族からは「ダサい」「センスが悪い」と不評。
それ以来、そのリースを見ると、なんだか少し悲しい気持ちになりました。
洗濯物は、いつも誰かのものが裏返し。
「まただ……」と思いながら、結局、私が一枚ずつ表に返して洗濯機へ。
どれも、本当に小さなことです。
家族が喜んでくれることは、私もうれしかった。
だから当時は、それを「我慢」だとは思っていませんでした。
ただ、今になって振り返ってみると——
「私は何が食べたい?」より、
「家族は何が食べたい?」
「私はこれが好き」より、
「家族はどう思うかな?」
振り返れば、暮らしの中ではいつも、
「私は?」より「家族は?」が先にありました。
気づかないうちに、暮らしのあちこちに、小さな「本当は」を置き去りにしてきたのかもしれません。


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子育てが終わって、「じゃあ私は?」


子どもが成長し、自立していくと、暮らしは少しずつ変わっていきます。
毎日の食事も、以前ほど子どもに合わせなくていい。
休日も、自分の予定で動ける。
ずっと欲しかったはずの「自分の時間」ができました。
ところが、いざその時間ができると——
「じゃあ、私はどうしたいんだろう?」
意外と、すぐには答えが出てきませんでした。
暮らしは変わった。でも、家の中には「あの頃」が残っている


そんなとき、あらためて家の中を見てみると、そこには家族と暮らしてきた時間が、そのまま残っているように感じます。
子どもが小さかった頃につくった収納。
家族のために持っていたモノ。
昔は好きだったけれど、今はあまり着なくなった洋服。
若い頃は、散らかった部屋をきれいにしたり、探し物を減らしたり、家族みんなが使いやすくしたり。
そんなふうに、「家族が暮らしやすい家」を考えながら片付けてきました。
でも今、家族の形も、暮らしも、あの頃とは少し違います。
暮らしは変わっているのに、家の中には「あの頃」がまだ残っている。
「今の私は、どんな暮らしがしたい?」
片付けながら、「私は?」と聞いてみる


「この服、今の私も好き?」
「ここには、何を飾りたい?」
「私は、どんな部屋で過ごしたい?」
片付けていると、そんな小さな「私は?」がいくつも出てきます。
一つひとつ、自分に聞いてみる。
「私は、どうしたい?」
そんな小さな問いを重ねながら、
暮らしの主語に、少しずつ「私」を戻していく。
今の私に合った暮らしへ


家族を優先してきた時間も、そのときの私が大切にしたかった暮らしだった。
今日は、何を食べたい?
私は、何が好き?
どんなものに囲まれていると、心地いい?
そうやって少しずつ、
今の私に合った暮らしに、整えていけばいい。
あなたの暮らしの中に、
置き去りにしてきた「小さな本当は」はありませんか?


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