【50代からのキッチン片付け術】使いやすく心地よい空間を作るための整理収納のポイント

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ご訪問いただきありがとうございます。
整理収納アドバイザーのakikoです。

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今回は50代からのキッチンの片づけの方法について
お伝えしたいと思います。

キッチンは、食器・カトラリー・お鍋フライパン・キッチンツール・調味料・食材のストック・調理家電などたくさんの小物が集中しています。
そして、同じ種類のモノをいくつも持っていて使っていなかったり、使わないまま賞味期限が切れてしまった食材がしまわれていたりすることも多いのではないでしょうか。
本当に使うモノを厳選し、快適に料理ができるスペースになるといいですね!

目次

 理想のキッチンを思い描く

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まず、理想のキッチンを思い描いてみます。

私にとっての理想のキッチンは次のようになります。

✔︎モノが出ていないスッキリしたキッチン
✔︎食器、お鍋の出し入れが簡単
✔︎持ちモノはシンプルに
✔︎お気に入りの食器で食事をする

理想のキッチンを思い描いたら、その理想に近づけるように一つひとつのモノと向き合いながら整理をしていきます。

自分自身を観察する

次は、自分自身を観察してみましょう。料理をする際、よく使っているお鍋、フライパンはどれなのか、使いやすいキッチンツールはどれなのか、いつも好んで選んでいるお皿はどれなのか、などを観察して記録してみましょう。私の場合、毎日を振り返ってみると、ほぼフライパンで料理をしていて、食器もほぼお気に入りの同じブランドのモノを使用していることが分かります。

スタイルと適正量を見極める

自分自身を観察することによって、キッチンで毎日どんなモノを使って料理をしているのか、どんなお皿に料理を盛り付けているのか、そこから自分の好み、スタイルが見えてきます。次は、それらを自分はどれくらい持っていれば足りるのかを検討していきます。
例えば私の場合、よく使っているモノとその適正量は次のような感じになります。

✔︎お気に入りのブランドの食器:3種類×家族の枚数
✔︎グラス:3種類(大・中・小)×家族の数+α
✔︎お鍋・フライパン:それぞれ1種類×3つの大きさ(大・中・小)

キッチンの整理の方法

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自分自身の分析ができたら、実際に作業に入っていきます。

整理をする

キッチンの整理の方法は、基本的に

①全部出す
②使っている使っていないに分ける
③使用頻度別に収納する

というこの3つがあげられます。
意識していただきたいのは、自分の理想としているキッチンの内容に添った選択になっているか、という点です。たとえ毎日使っていたとしても「切れない包丁」「使いにくいピーラー」「重いお鍋」など、日頃から不便を感じているかもしれません。整理の際の基本である「使っている・使っていない」で分けると同時に、さらに使いやすく心地よい空間になるようなアイテムを選び、理想のキッチンをめざしていきましょう!

私の場合でしたら、キッチンの理想である

✔︎持ちモノはシンプルに
✔︎お気に入りの食器で食事をする

という点からも食器やキッチン小物を選んで整理していきます。

収納する

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必要なモノを選んだら、次は収納です。

私の収納の理想は、

✔︎モノが出ていないスッキリしたキッチン
✔︎食器、お鍋の出し入れが簡単

ということですので、この2点が叶うように収納を考えていきます。
例えば、キッチンでの作業は調味料やキッチンツールなど細々と毎日使うモノが多いですので、収納せずついワークトップなどに出したままにしがちです。
また、食器やお鍋も毎日使って料理するモノですので、この出し入れをスムーズにし、詰め込みすぎずスペースに余裕を持たせることが大切です。
このような点を考慮して収納を組み立てていきます。

私の理想のキッチンの完成

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こうして出来上がった私の理想のキッチンはこんな感じです。

食器・カトラリー・お鍋・キッチンツールは厳選して

持ちモノをシンプルにするために、食器・カトラリー・お鍋・キッチンツールを本当に使っているモノ、使い勝手がいいモノ、自分が気に入っているモノに厳選しています。そうすることで、モノの数もストレスも減り、スペースにも余裕が生まれ、出し入れがしやすくなります。

お気に入りの食器で食事をする

食器の数は多くありませんが、自分が気に入ったブランドのお皿を数種類揃え、毎回の食事に使用しています。その他にも和食器や中華皿といったお皿も使用することもありますが、基本的には洋食でも和食でもお気に入りのお皿に盛り付けることが多く、楽しく食事ができて満足しています。

すべてが見渡せる

キッチンの吊り戸棚、引き出しを開けたら、すべてが見渡せるようにシンプルな収納にしています。毎日使う食器やグラスは取り出しやすい高さの引き出しに収納し、食材のストックも引き出しひとつ分とし、開けたら上から俯瞰してすべてが見えるので、ストックしている食材の存在を忘れづらいです。

使用頻度で収納場所を変える

わが家では、ほぼ毎日使用するモノは腰高の位置の使いやすい高さに収納し、たまにしか使用しないワイングラスなどは吊り戸棚の少し高い位置に収納しています。このように、同じアイテムでも使用頻度で収納場所を変えることで、スペースを有効に使え、毎日の家事もストレスなくスムーズに行うことができるようになります。

一歩も動かず食器の収納

食器は食洗機で洗っていますが、食洗機の位置を考えて、食器・グラス・キッチンツールを収納しているので、食洗機で洗った食器やグラスを収納する際は、一歩も動かずに引き出しにしまうことができるので、大変便利です。食器を洗ってしまう、といった毎日行う動作に関わる動線を短くすることで、家事も時短で効率的になります。

調味料はボックスに入れてワークトップに

「モノがでていないスッキリしたキッチン」が理想なので、砂糖・塩以外の調味料は、キッチンのシンクとコンロの間にある引き出しの下の方に収納してあります。取り出す際、料理の最中にその都度腰をかがめるのは手間なものです。ですので、料理を始める際に、よく使う調味料、醤油・油・酢(酒・味醂は冷蔵庫に)などを入れたファイルボックスを、キッチンのワークトップにあらかじめ出しておくようにしています。そして、料理が終わったら、ファイルボックスごとしまいます。そうすると、手間も省けキッチンもスッキリを保てます。

収納はファイルボックスでスペースを有効活用

使用頻度が低い調理家電や水筒などは吊り戸棚の上の方に、ファイルボックスに入れて収納しています。ファイルボックスは、縦に四角く区切ることができるため、無駄なくスペースを有効活用することができます。書類などワークスペースだけではなく、玄関など様々な場所で活用していますが、便利なアイテムです。

使いやすく心地よい空間で料理を楽しむ

キッチンがスッキリすると、気持ちがいいですし、料理に対するモチベーションも上がり楽しくなります。
子育てで忙しかった頃は、息子が2人ですし「質より量」といった感じで「料理を楽しむ」という感じではなかった気がしますが、子育てを卒業する今になって、家族が美味しいと言ってくれることが喜びだと感じることができるようになりました。家族が笑顔になれる料理を作りたい、といまさらですが頑張っています。
最近は、家族が揃わないことも多くなり、今まで美味しいと食べてくれていた人がいなくなるのは、寂しいものだなあと感じています。こうやって1人減り2人減り、そして誰もいなくなるのかと思うととても寂しくなります。

でもその一方で、あらたなステージも楽しみだという気持ちにもなります。
片づけで一つひとつのモノと向き合い、選択・決断していく中で「自分軸」が確立されていきます。思考が整理された結果、「自分はこうなりたい」「こうしたい」という気持ちが生まれるのも「片づけ」の効果のひとつです。

人生は家族も自分も次のステージへとどんどん変化していきます。50代以降その変化も楽しみたいと思っています。

akiko

いかがでしたか?

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キッチンは毎日の暮らしに欠かせない場所。
まずは自分の理想のキッチンをめざして整えてみませんか?

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