子育て卒業世代の「片づけ7つのポイント」

今回は、家のなかにあるモノをどのようにして片づけていけばよいのかについてお伝えしたいと思います。
エリア別に片づけていくわけですが、どのエリアにも共通するおすすめの「片づけの7つのポイント」がありますので、ぜひご参考にしていただければと思います。

 片づけ7つのポイント

✔︎Point1.理想の暮らしを思い描く
✔︎Point2.自分自身を観察する
✔︎Point3.スタイルを分析する
✔︎Point4.適正量を決める
✔︎Point5.お気に入りのモノを選ぶ
✔︎Point6.定位置を決める
✔︎Point7.収納する

それではひとつずつ詳しくみていきたいと思います。

目次

 Point1.理想の暮らしを思い描く

 どのような部屋が理想なのか、エリア別に具体的に思い描いていきます。
これは、これからのセカンドステージをどのように生きていきたいか、ということにも通じることですので、しっかりイメージしていきます。
例えば、

✔︎雑誌で見たあんな部屋に憧れる
✔︎リビングはこういう部屋にして、こんな過ごし方をしたい

など具体的に思い描きます。

 Point2.自分自身を観察する

 理想の暮らしを思い描いたら、次は、自分自身を観察します。
毎日の生活で、自分はどういう行動をして、どんなモノを使っているのかを振り返り、現状を把握します。1週間の自分の生活を記録してみるとよいと思います。
 そうすることで、例えば「この部屋でよく使っているモノはこれだけなのに、使っていないモノがこんなに置いてある」といったことがわかり、おのずと自分が使っているモノ、本当に必要なモノが見えてきます。

 point3.スタイルを分析する

 自分自身を観察して、自分に必要なモノが見えてくると、次は「自分はいつもこんなモノを好んで買って使っているんだな」というパターンが分かってきます。
 例えば、洋服でしたら、いつもパンツスタイルなのか、スカートを履いていることが多いのか、あるいはさっと着れるワンピースが好きなのか、など自分の好みをあらためて知ることができます。
 自分の基本的なスタイルというものを確立することによって、実際の整理の段階においても「何を選択し何を手放せばよいのか」スムーズに作業をすることができます。また、今後モノをあらたに購入する際も「どんなカテゴリーのモノを購入すればよいのか」ということが自分で分かっているので、迷わなくて済むようになります。

 Point4.適正量を決める

 スタイルが決まったら、次は、どれくらいの量を持っていれば足りるのか、自分の所有するモノの数・量を決めていきます。これは人によっても違ってきますので、自分のライフスタイルなどから必要な適正量というものを把握することが大切です。

 Point5.お気に入りのモノを選ぶ

 ここまで決まったら、次は実際の作業に入っていきます。
まずモノを全部出します。ちょっと面倒だと思われるかもしれませんが、これがとても大切な作業で、どれくらいのモノが収められているのか、自分はどれくらいたくさんのモノを所有しているのか、ということを一度自分で把握する必要があります。
「こんなにたくさん持っていたんだ!」とショックを受けたら、次は分けていきます。
どのように分けるのかというと、基本的には「使っている」「使っていない」で分けていきますが、「Point1.理想の暮らしを思い描く」「Point3.スタイルを分析する」で思い描いた理想やスタイルを叶えられているか、という点も意識します。そして、ここで大切なことは、「手放すモノを探す」のではなく、「お気に入りのモノを選ぶ」ということです。
自分の理想の暮らしを叶えるために必要なお気に入りのモノを選ぶことができれば、極端な話、それ以外は手放してもよいということにもなります。

 Point6.定位置を決める

 ここまできたら、あともう少し。
次はいよいよ収納の段階に入っていきますが、まず、これまでに選んだお気に入りのモノ達を、どこにどのように収納すればよいのかを考えます。収納するスペースはどこにするのか、その位置、高さ、また収納の形式は棚なのか、引き出しなのかなど、モノの定位置を決めていきます。
 その際のポイントとしては、使用頻度の高いものほど使いやすい位置、高さに収納するということです。そうすると、スムーズで快適な生活を送ることができるようになります。

 Point7.収納する

 収納の仕方が決まったら、最後にそれらを決めた場所へ収納していきます。
その場所が、モノの指定席になります。
ここで大切なのは、

✔︎指定席がくずれないように収納する
✔︎一度決めた指定席は永遠ではないので、人生の節目などの際に見直しをする

ということです。

以上が「片づけ7つのポイント」になります。
よろしければご参考にしてみて下さい。

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